え?なんですか??マスクをしてても聞きやすい話し方5ヶ条
投稿日:2020.05.30
緊急事態宣言も徐々に解除され、前向きな気持ちになりますね。お天気もポカポカいい気分です。お買い物に行ったり、今まで不要不急の外出で控えていた用事に出かけることもありますよね。
マスク着用率もグッと上がり、今やマスク着用は、今やエチケットとなってきています。
そんな中でフェイスシールドや、レジ前のシートなどで、保護している上に、さらにマスクでお互いの声が聞き取れない!でも顔を近づけるのには抵抗があるって経験ありませんか。
かつてはマスクを外してお話しする人もいましたが、今では、「話す時こそマスクをしてください」という風潮です。
ここで、マスクを着用していても相手に話を聞き取ってもらいやすい工夫も必要になってきそうですね。
これから先、しばらくマスク着用やフェイスシールドなどの習慣は続いていくことが予測されますので、この際、マスクを着用していても表現力を高めていく方法を身につけていきたいものです。
ある実験があります。
マスクを着用しない普通の声量が60デシベルだった人が、マスクをして同じ声量で話すと、40デシベルだったそうです。
40デシベルというのは囁き声と同レベルなので、聞き取りにくいですよね。
私はもともと声がとてもか細いと言われます。そんな私はさらに声量が低くなります。
マスクをしたままでも聞き返されないようにしていくにはどうしたらいいでしょうか。
声を大きくすればいいじゃないか・・・
それでは、マスクの中で息苦しくなりそうです。
ここでは、アナウンサーのお友達の紹介してくれた方法をご紹介したいと思います。
①呼吸の仕方を工夫します
発声する前に息を深く吸い込んでから、発声する際に息を吐き出しながら話します。
そんなに大袈裟にする必要はありません。声量を少し増す程度と意識してください。
②発生の際の口の動きを工夫します
マスクを着用したままでも相手の聞き取りやすい発音を心がける
「あ」段 顎を下げる
「い」段 口角を上げる
「う」段 口をすぼめる
「え」段 舌を引く
「お」段 舌を下前歯奥につける
こう書くと「そんなこといちいち考えて発音できない」と思われそうですが、要するに、いつもより、少し、「大きめに口を動かす」というぐらいで これは達成できます。
そうすれば、声量が変わらなくても発音が明瞭になります。
③アイコンタクトの秒数を長めにします
相手の目を見続けるアイコンタクトですが、マスクを着用しない場合は、相手からみて心地いいとされているのはせいぜい2~3秒と言われています。「恋愛必勝法」的な本にも好きな相手の目を少し長めに見つめると相手が自分に好意を抱くと書かれているほど、アイコンタクトは大切な要素です。逆にあまり長く凝視すると相手に不快感を与えてしまうのも、このアイコンタクト。
さて、マスクを着用した場合はどうでしょう。実はマスクを着用した場合は、少し長めの5~6秒が良いとされています。でも、あまり長くアイコンタクトを取り続けると、口元が見えない分、今度は「睨み付けられている」という印象を与えてしまうので、適度な長さが大切になりそうです。
④アイコンタクトを外す方向がポイントです
さて、③のアイコンタクトを5~6秒とった後が問題です。
このアイコンタクトを終了させるときですが、頷くように、下に向けて外すと相手を引きつけやすくなります。実は「恋愛必勝法」的な本でも、これは有効な方法として掲げられていたりします。小悪魔女子はこれが自然にできているのでしょうね。
そして、小悪魔女子の必須アイテム「上目遣い」ですが、これはマスクを着用しているときは逆効果です。上目遣いが強調されすぎて ぎょろぎょろと見られている印象になってしまうので、あくまでもマスクを着用している時の視線は顔の動きに合わせるのがポイントです。
⑤間合いを大切にします。
そして、余力があれば、句点、つまり、フレーズの最後の場所でアイコンタクトを外すと良いでしょう。
そうすると1文ごとに、適度の間合いが出来上がります。「間合い」は芸人さんなども大切にしているようにコミュニケーションをとったり、人を惹きつけるために重要なポイントになるのですが、なかなか難しいものです。
アイコンタクトを外すタイミングと文を完了するタイミングを同じにする!と意識するだけで、かなり心地よい間合いになります。
緊急事態宣言は解除されましたが、まだまだマスク着用がエチケットとなっている世の中です。
マスクをしていても感じ良く振る舞って、ここは乗り切っていきましょう!