1,500万円の注文住宅!予算内で建てるためのコツを解説
投稿日:2020.09.28
「注文住宅で1,500万円前後の家がどのような外観で、どのような広さ、間取りをしているのか具体的にイメージが湧く」という人は少ないのではないでしょうか。
1,500万円で注文住宅を建てることは可能ですが「1,500万円の住宅」とひとことで言っても、その内容は千差万別です。
建てる家の広さや、構造などによっても、建てられる家の内容が異なります。
そこで今回は、この疑問が解消出来るように、主に家の本体価格を1,500万円前後で検討をしている方のために、1,500万円位だとこれ位の広さや間取り、また外観イメージなどをご紹介します。
注文住宅で自分の理想の家を建てる為に、失敗も後悔もしない為に、少しでも参考になると幸いです。
1,500万円の注文住宅のおすすめの広さ
1,500万円以内で注文住宅を建てるためには、家全体の面積(建坪・延床面積)を30坪程度、または30坪以下にしましょう。
その理由は、注文住宅を建てる建築費用の相場は、一般的に最も安く見積もっても1坪45万円~と言われているため、30坪の家を建てる場合でも30坪×45万円=1,350万円かかるからです。(この金額にに消費税10%をプラスすると1,485万円となります。)
建築費用の他にかかる家財の購入費用や外構工事費などの費用も必要であると考えると、家の建坪は30坪以下に抑えておくことをおすすめします。
1,500万円の注文住宅のおすすめの間取り
家の建築費用を抑えるためには、1階と2階を同じ面積にし、屋根が1つの総2階にするのと、空間を有効的に活用することが可能です。
住宅建築では屋根と基礎部分の形状によってかかる費用が異なり、凸凹が少なく真四角に近い家ほど費用を抑えることができます。
なぜなら、家の形状がシンプルな形であればあるほど資材・建材の使用量も少なくて済み、建築にかかる工事費も人件費も抑えることが可能だからです。
例えば同じ面積の家でも、凸凹した形の家の場合は外壁の表面積が大きくなり、下地の材材から仕上げ材まで余計に必要になりますよね。
その分工事費もかかります。
建築費を抑えたい場合は、家の形は極力シンプルにしましょう。
また、屋根のコストをできるだけ抑えたい場合は、本を伏せたような形の「切妻(きりづま)屋根」や、1面屋根で傾斜をつけた「片流れ屋根」などもおすすめです。
1,500万円の住宅の間取りの例
注文住宅で本体価格が1,500万円前後の家の外観・内観、それと間取りを2つご紹介します。
1. カフェみたいに居心地が良い空間(1,400万円)
【外観・内観】
【間取り図】
本体価格:1,400万円
延床面積:70.80㎡(21.4坪)
坪単価:65.4万円/坪
敷地面積:244.95㎡(74.0坪)
家族構成:夫婦+犬1匹
竣工年月:2016年8月
工法:木造軸組
真っ白な外壁に三角屋根が特徴的なシンプルで飽きのこないデザインの外観。
キッチンを中心とした間取りは、回線動線が使いやすく生活を快適にする間取りとなっています。
大きな窓からたっぷり光が入る明るいお部屋で開放感も生まれ、キッチンカウンターを黒にする事でシャープな印象に。
洗面とバスルームはホテルのような雰囲気で統一されています。
出典:suumo
2. 空間の規格化でコストを削減(1,430万円)
【外観・内観】
【間取り図】
本体価格:1,430万円
延床面積:109.30㎡(33.0坪)
坪単価:43.3万円/坪
敷地面積:163.78㎡(49.5坪)
家族構成:夫婦+子ども1人
竣工年月:2019年9月
工法:木造軸組
キューブ型のシンプルなデザインが特徴的な外観です。
キューブ型には空間を隅々まで活かせるメリットがあります。
明るくおしゃれなリビングは、壁の一部をエコカラットで装飾しており、調湿効果や脱臭効果で快適に過ごすことができます。
また、収納力も豊富なシステムキッチンからはダイニング、リビングが見渡せるので家族との絆が深まりそうです。
リビングのソファ背面の壁は、ビビットな色調のデザインクロスで温もりを感じられる色合いとなっています。
出典:suumo
建築会社を探すコツ
建築会社を探す際には、家の広さ(=建坪・延床面積)から実現可能な建築会社を比較検討していくこと方法がおすすめです。
なぜなら、注文住宅では建坪×坪単価=家の建築費用と見積ることができるため、自分の予算に合わせて依頼可能な坪単価の建築会社を選ぶことができるからです。
具体的には、 例えば建坪30坪の住宅を考えている場合、建築の坪単価が50万円以内で建てられる建築会社を探すのがよいでしょう。
その場合、一般的にはローコスト系ハウスメーカーの坪単価が適しています。
しかし、建坪が20坪の場合、上記のローコスト系ハウスメーカーに加え、坪単価60万円~の地域に密着した中小規模の工務店・ハウスビルダーなども候補に入れることが可能です。
建坪と坪単価は、家づくりをスタートさせる際に目安となる数値として捉えましょう。
複数社に同条件でプラン・見積り作成を依頼しよう
注文住宅の建築会社を選ぶ際は、複数の会社に同じ条件でプランと見積り作成の依頼をしましょう。
同じ条件下で各社から提案されたプランと見積りを比較できれば、自分の家づくりの希望を予算内で実現できる会社がどこか、わかりやすくなります。
依頼の際には、家づくりの希望条件をリストアップしたものを渡し、間取りや設備などを反映してもらいましょう。
この段階で要望をできるだけ詳しく伝えておくことで、実際に建築する際の金額に近い見積り額を確認することが可能です。
部屋数や間取りの希望、駐車スペースの有無、必ず取り入れたい家の設備や仕様のグレードに関する希望があれば、プラン依頼時に各社へ伝えておくとスムーズです。
複数社のプラン内容と見積りを把握できていることは、価格交渉の際にも役立てることができるので、そういった意味でも行うことをおすすめします。
まとめ
また、1,500万円以内で建てられた施工実例や注意点をチェックして、ご家族の希望の家のイメージを固めていっていただけたら幸いです。
建築会社を探す際は1社に絞り切らないのが大切なポイントです。
他社の見積もり書は値下げ交渉の切り札にも使えるので、本命1社と話を進め、契約を結ぶ直前くらいに対抗社の見積もり書が値下げ交渉の役に立ちます。
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