住まいのイメージが湧く!30坪の注文住宅で快適生活
投稿日:2020.09.26
「30坪の注文住宅を建てたいけど費用はいくらあれば足りるのだろう?」
「予算はいくらあれば満足のいく住宅は建てられるの?」
そんな疑問を抱いている人も多いかもしれません。
後悔のない住まいを実現させるためにも、下調べはしっかりしておきましょう。
今回は、注文住宅を30坪で建築する際の導線や間取り、予算についてご紹介します。
注文住宅の購入を考えている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
まずは「30坪」の広さをチェック!
皆さんは「建ぺい率」という言葉を聞いたことがありますか?
建ぺい率とは、土地の面積に対して建物を建てられる割合のことを言います。
この建ぺい率は法令により土地ごとに定められているため、ルールに沿った家を建てる必要があります。
例えば「この土地30坪あるから面積いっぱいに建物建てちゃって!」というのはできないということです。
そこで注目したいのが「30坪」が示す意味はどういうものかということ。
「30坪」が土地を指しているのか建物を指しているのかで、実際に暮らす住居の広さが異なるため、
確認しておくことが大切です。
30坪の注文住宅の価格相場はいくら?
30坪の注文住宅の価格相場は、約2,580万円となっています。
この価格は、住宅金融支援機構が実施した「2017年度 フラット35利用者調査」のデータを基に独自に算出することが可能です。
住宅金融支援機構によると、注文住宅本体の全国平均価格は3,353万円、平均床面積は128.2㎡(約39坪)でした。
この場合の坪単価は、3,353万円÷39坪=約86万円 という計算になります。
仮に坪単価86万円で約30坪の住宅を建てると仮定すると、以下のように算出できるからです。
86万円×30坪=約2,580万円
※参考:2017年度住宅金融政支援機構フラット35利用者データ
このように、価格相場だけいくらと聞いても、30坪の床面積でどのような住まいができるのかイメージが湧きにくいという人も多いかもしれません。
そこで次の章では、30坪の注文住宅の建築事例をご紹介します。
30坪の土地におすすめの間取り
これまでに紹介したポイントをふまえ、30坪・35坪の土地に家を建てる際にどのような間取りがあるのかをご紹介します。
【日当たり優先で2階にリビング】
密集地で約30坪の土地に家を建てる際におすすめの間取りです。
2階にLDKを置いて側面の窓から採光を確保し、2階から小屋裏に設けた4畳のロフトはお子様が遊ぶスペースとしてプランニング。
勾配天井からロフトまで広がる吹抜けが開放感のある空間を形成し、1階はゆったりとした寝室フロアとして使うことができます。
※出典:https://www.suumocounter.jp/chumon/report/jitsurei/entry/30tsubo_madori/
【3階までの高い吹抜けがある木造の家】
次は、高い家屋やマンションに囲まれて屋外に面積が取れない変形地に、明るく開放感のある空間を設けた事例です。
変形地に建てる敷地面積31坪の3階建ての間取りです。
階段まわりが吹抜けで、天窓からの光が2階のLDKを通り1階まで届くため、明るい空間になります。
収納を減らして吹抜けスペースを確保し、寝室がある3階には天窓をつけることで周りの建物に光がさえぎられる影響を極力回避することが可能です。
※出典:https://www.suumocounter.jp/chumon/report/jitsurei/entry/30tsubo_madori/
30坪の注文住宅の動線の考え方
同じ「30坪の家」でも、間取りや建築方法に工夫を凝らすことで、より快適な生活を送ることができます。
暮らしやすい家とそうでない家の違いは「動線」と言われます。
動線とは、人の動きを想定した線(通路)のこと。
これをベースにドアの向きや部屋の配置を考えていきます。
「でも、動線なんてどう考えたらいいのかわからない」という方も、動線の考え方のコツさえ分かれば快適な住宅を建てることができます。
●まずは家族構成を把握しよう
動線を考える時に外せないことは、家族構成です。
30坪の家を購入する方は、3~4人家族の方が多い傾向があります。
その家に住む人を明確にしたら、次は誰が何をするのかを考えましょう。
例えば、
「リビングにいる時間が長いのは誰?」
「掃除や洗濯を主にするのは誰?」
「キッチンによく入るのは?」
「そしてその人の居室は?」
など、実際に生活しているところを具体的にイメージしながら間取りに線を引いて行くことをおすすめします。
あまりに線が重なるところ、スムーズにいかない部分があれば、それがその家の課題だと言えるでしょう。
●水周りは1カ所にまとめよう
トイレ・お風呂・キッチンといった水周りは可能な限り1カ所にまとめた方が良いと聞いたことがあるかもしれません。
もちろん動線を短くする効果もありますが、後々住宅に対して修繕が必要となった場合、コスト削減につながるというのも理由の一つです。
●毎日の洗濯に必要な導線
洗濯も毎日行う家事の一つです。
30坪の家を考える時、よく考えて欲しいのは洗濯機の置き場所。
1階に水周りと洗濯機、2階にバルコニーとリビング・キッチンという間取りも非常に多く見られる間取りですが、毎日洗濯物を持って往復できるでしょうか。
建築面積が限られているので仕方のない部分もありますが、バルコニーがリビングの横にしかない場合だと来客の際に干した洗濯物が丸見えになってしまう可能性があります。
来客時にも気にならない導線や、ランドリールームの設置で洗濯も楽に行えるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は30坪の家をより快適に過ごすためのポイントについてご紹介しました。
30坪の家で広々と暮らすには間取りの設計が重要です。
家族構成や生活動線、設備の位置関係はもちろんのこと、将来のライフスタイルもイメージして計画していきましょう。
せっかく住居を手に入れるなら、世界に一つだけの居心地の良い空間にしたいものですね。
この記事が、あなたにとってより良い住宅選びの手助けになりますと幸いです。
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