内装のデザインで後悔しないための注意点
投稿日:2020.09.14
内装は、新築マイホームならではのこだわりたいもの。
内装のこだわり次第で、居心地の良い世界に一つだけの家が実現できます。
後からリフォームで簡単に変えられないからこそ、失敗がないよう事前に注意点をチェックしておきましょう。
内装の決め方
内装を決める際に大切な5つのポイントをご説明します。
1. 情報収集してイメージを組み立てよう
マイホームの内装をプランニングする際は、情報収集をしてから内装のイメージを組み立て、家全体のデザインの方向性を固めていきましょう。
まずは、カタログで参考イメージを集めたり、モデルハウスを見学したりして内装に関する情報を集めることから始めるのが一般的です。
特に、床や壁の色、材質は実際に見たり触ったりすると色の印象や質感が大きく変わることもあるため、室内のドアや照明などは実用性の面で印象が異なるという場合があります。
なるべくサンプルに手を触れて確かめるなど、文字に書かれた情報だけでなく体感して得る情報をインプットしておくことをおすすめします。
2. 配色は「7:2.5:0.5」で色を合わせるべし!
配色により部屋全体で統一感を出すことがおしゃれな内装の第一歩です。
どんなにおしゃれにコーディネートしても、アンバランスな色の家具が一つあるだけで「何か違う」「安っぽい」といった印象になってしまいます。
色の組み合わせだけでなく、色の配分によっても印象は大きく左右されます。
調和させやすい色の配分として、ベースカラー7割、メインカラー2.5割、アクセントカラー0.5割という割合にしましょう。
ベースカラーは部屋の印象の基礎となるため、明るい感じの雰囲気にするのか、シックな感じにするのかなど、イメージの方向性を決めていきましょう。
メインカラーは、部屋の主役色となります。
ソファやカーテン、ラグなどで使います。
アクセントカラーは、クッションやランプシェードなど、インテリアのポイントや引き締めに使用します。
アクセントとして使う色なので、メリハリがつく、目が引きつけられる色を使うとおしゃれでスタイリッシュな印象になります。
3. 家具・建具は床と同色か濃い色にして広く見せよう
家具や建具は、床の色との相性によって見え方が大きく違って見えます。
明るい色の床の上に同色の家具・建具を置くことで、部屋が広く見えるという効果があります。
一方で、明るい色の床の上に濃い色の家具を置くと、家具が強調されるためスタイリッシュでオリジナリティあふれる空間になります。
また、濃い色には重厚感があるため、家具が高級品に見えるという効果もあります。
4. 家具選びと内装デザインは一緒にしよう
日本では新築・リフォームともに、内装のデザインができてから家具を選ぶ、という人が多い傾向にあります。
置く場所が無ければ家具を納品できないわけですから、当然といえば当然の流れと言えますね。
しかし、家具そのものが内装デザインの一部です。
新築やリフォームの経験が無い方はイメージしづらいかと思いますが、決められた空間の中でお気に入りの家具を選ぶのっては意外と難しいもの。
「形は良いのだけれど寸法が合わない」「サイズはバッチリだけど色が好みじゃない」など、新しく入れる家具の選定をする際に、このような問題が起こる場合があります。
5. 床材は背伸びして良いものを選ぼう
床は住まいとともにあり、かけがえのない暮らしの時間をともにする大切な部分です。
木の目を纏った物の中で一番広い面積を有する床は、空間の居心地やデザイン性において、大きな役目を担っています。
床材の質を落とすと予想以上に空間にダイレクトに反映されるため、表面プリントで光沢感のあるフローリングはあまりおすすめではありません。
最近では本物の木材を薄くスライスして、合板の上に貼り付ける「突き板複合フローリング」が人気となっています。
無垢材はメンテナンスや耐久性が不安、という方でもリアルな木の質感を味わうことができます。
よくある内装の失敗事例をあらかじめ知っておこう
これから新築一戸建てを持とうとしている人に向けて、よくある内装の失敗事例を簡単にご紹介していきます。
まとめると、以下のような失敗例があります。
●各部屋と収納、廊下の広さのバランス配分を間違えて極端に狭い空間ができた
スペースの配分も非常に重要なポイントです。
特に、使う頻度の高い出入り口の広さを間違えてしまった場合、使いたい家具が入らないなどの不都合が発生します。
こうした点からも家具選びと内装を決めるのは同時に行うことをおすすめします。
●コンセントの数が少なく、コンセントの位置選びが悪過ぎて不便に感じている
コンセントは今の時代に欠かせない設備ですが、部屋の家具の置き方の配分をしっかり考えておかないと、コンセントの数が少なくなってしまいます。
そうなった場合、家具との兼ね合いで非常に不便な場所になってしまう可能性があるため、実際に住む上で住み心地の悪い家になってしまいます。
PC部屋、リビング、洗面所などのコンセントの数や位置は、計画的に行いましょう。
●サンプルイメージと仕上がりの色合いが大きく違っている
業者からサンプルイメージを渡される場合が多いものの、実際には部屋の日当たり具合や照明の色によって色合いは大きく異なります。
部屋の壁紙や素材の色は、実際に使うシチュエーションをしっかりシミュレーションした上で、家具選びと同じタイミングでしっかり熟慮してプランニングしましょう。
●出入り口が狭い、低い、小さいなどの理由で好みの家具が入らなかった
スペース作りにおけるバランス配分も大切です。例えば部屋が広くても洗面所が狭い場合は、朝の出勤や通学前のお父さんや子供が並んで使わないといけなくなり、慌ただしい朝がさらにバタつく可能性も。
部屋が広い代わりに収納スペースが十分にとれない場合、収納に本来入れるべき普段使わないものが部屋の隅に溢れることになるため、注意が必要です。
まとめ
「念願のマイホームなのに使いにくくて困る」という状況は避けたいですよね。
内装設備で失敗してしまうのは、新居での生活をイメージできていないことから起こってしまうことが大半です。
せっかくの注文住宅ですからデザイン性や遊び心も大切ですが
「この間取りの住宅で暮らしたらどのように家事ができるか」
「トイレや洗面所を使用する時の使い勝手はどうか」
などをイメージして後悔のない住宅を実現させましょう。
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