注文住宅ができるまで、どのくらい?契約から入居までの流れを確認!
投稿日:2020.09.08
「マイホームを建てる」ことは、ほとんどの人が初めての経験です。
わからないことだらけな上に、注文住宅を建てる流れはちょっと複雑。
注文住宅を検討してから、家が完成するまでの期間はどのくらいかご存知でしょうか?
その期間は、一般的に1年〜1年半くらいかかるといわれています。
せっかくの家づくり、妥協したくはない!だけど、できるだけスムーズに進めたい!そんな悩みを抱えるオーナーも多いのが事実です。
注文住宅の契約には、ステップがあります。
「何を、どのタイミングで進めたらいいか」そのポイントがわかるだけでも、スムーズに物事が進みます。
時間や手間がかかる家づくり、過程を楽しみながら、理想のマイホームを手に入れましょう!
注文住宅、建てるまでの7つのポイント
家づくりを成功させるために、契約前までにやっておきたいポイントが7つあります。
検討から引き渡しまで、順を追って見ていきましょう。
POINT1 暮らしのイメージづくりと予算感の確認
まず、必要なのは、家を建てる場所や、間取り、デザインなど、どんなところにどんな家を建てたいかをイメージすることです。
イメージを膨らませるために、次のような方法があります。
・家族の要望やこだわりたい箇所の確認
・新興住宅街を散歩して、家の雰囲気を見る
・インターネットや雑誌などの間取り事例を見る
・周辺環境や立地条件など、住みたいエリアを絞り込む
施工会社が決まれば、またイメージも固まっていきますので、最初はある程度のたたき台を作っておくところまでで充分です。
また、予算がどれくらい取れるかも計算してみましょう。
自己資金がいくら用意できるか、無理なく返済できる金額はいくらかなど総合的に考え、「土地代+建物代」となる予算の目処を立てましょう。
銀行など金融機関のホームページで、住宅ローンのシュミレーションをすることもできるので、ぜひ活用してみてください。
そして、注意したいのが、建築費の他に、電気・ガス・外構などの付帯工事費や引越費用、新調する家具など、建築以外にも費用が必要となってきます。
そのため、全体の予算のうち、建築費は80%程度で検討することが重要です。
こういった費用は、通常引き渡しまでに支払うことがあるため、事前の用意が必要かどうか確認をしましょう。
POINT2 土地探しと施工会社選び
建てる場所が決まっていない場合、建築会社選びと並行して土地探しも行わないといけません。
●土地を探すとき
まずは相場を知ることが1番です。不動産情報サイトで検索して、相場をチェックしてみましょう。
土地探しを手伝ってくれる工務店やハウスメーカーも多く、特定の建築会社で建築する条件のついた、建築条件付きの土地を紹介してもらえることもあります。
また、不動産会社で土地の情報を教えてもらうこともおすすめです。
インターネットに掲載される前に、条件に合った土地の情報を連絡してもらえるように伝えておきましょう。
●施工会社選び
注文住宅を建てる際は、ハウスメーカーや工務店、設計事務所などに依頼することになります。
・ハウスメーカー:大手ならではの安心感とアフターフォローが期待できる。
・工務店:地元密着型。細やかな要望にも対応してくれる。
・設計事務所(建築家):オーナーの希望を踏まえたデザインを実現してくれる
それぞれの特徴を踏まえて、住宅展示場・モデルハウスやショールームなどへ行き、イメージに近い家をどこで建てられるかを見てみましょう。
POINT3 間取りと見積もりの提案を受ける
気になる土地が決定し、自分にとって魅力的な施工会社を絞り込むことができれば、土地に合った間取りプランと概算見積もりを出してもらいましょう。
施工会社によって、間取りやデザイン性をはじめ、断熱性、耐震性などこだわりたいポイントにも差が出てきます。
各社から提案されたプランと見積もりを見ると、大体のイメージと予算感とのすり合わせができるため、比較検討がしやすくなります。
見積もりを確認する時のポイントは、「諸経費が含まれているかどうか」を確認しましょう。
また、入居後のアフターフォローや保証制度なども各社で違うため、こちらも確認することが大切です。
建築費が割高でも、アフターサービスが充実していれば、メンテナンスにかかる費用が抑えられるため、結果的にニーズに合うということも。
プランと見積もりを確認した上で、現場見学会や工場見学などに行くと、建築中の現場やその施工会社の構造なども見ることができ、施工会社のことをより深く知ることができます。
POINT4 仮契約を結ぶ
納得の行くまでしっかりと検討し、施工会社がほぼ決まったら、次は仮契約です。
仮契約の際、申込金が必要な場合もあるため、万が一キャンセルした場合の申込金の扱いなど契約内容をしっかりと確認することが重要です。
仮契約を締結した後は、提案を受けた間取りや見積もりの修正、設備などを細かく決めていきます。
また、土地の敷地調査を行います。敷地調査とは、「その土地にどのような家が建てられるか」を調査するもの。
建築する際に必要な地盤の性質を持っているか、また土地の条件や形状などを把握します。
調査の結果次第で、地盤改良の追加工事が発生する場合もあるため、見積もりに反映してもらいます。
ここで金融機関を選び、住宅ローンの仮審査も申し込みをすることになります。
POINT5 工事請負契約を締結!
施工会社を最終的に決定したら、プランや工期、金額が固まり、ついに工事請負契約を結びます。
本契約を結んだ後、詳細な建築プランを立てるため、打ち合わせを重ねる必要があります。
また、建築する建物が法令的に問題がないかの建築確認を市区町村に申請をします。この建築確認申請後は変更できない部分もあります。
例えば、窓の大きさや位置などを変更する場合も、建築確認の再申請が必要になります。
変更申請には追加費用がかかったり、工期が伸びたりする可能性が高いため、どこまで変更ができるのかを確認しましょう。
建築確認が下りたら、ローンの本審査の後、金融機関と住宅ローン契約を結びます。
POINT6 施工から竣工まで
請負契約が済み、建築確認済証の交付を受けると、近隣住民への挨拶をはじめ、安全祈願の地鎮祭、骨組み完成後に上棟式などを行なったりする場合がありますが、地域性やオーナーの希望によりやるべきことは異なります。
着工後は、施工現場が近ければ積極的に足を運んでみるのもおすすめです。
自分の家の完成するまでの様子を把握でき、マイホームへの愛着も深くなるはずです。
また、職人さんとコミュニケーションが取れ、お互いの顔が見えることで、満足のいく家づくりができます。
POINT7 待ちに待った引き渡し!
建物が竣工(完成)したら、市区町村により完了検査を受けます。
申請した建築確認の通りに家が建てられているかが確認できれば、検査済証が発行されます。
また、引き渡し前に、施工会社の担当者や工事管理者などと一緒に、完成立ち会いを行います。
床や壁などにキズや汚れがないか、建具がスムーズに動くかなどを確認しましょう。
不具合がある場合は、修理についてしっかりと話をしておくことを忘れずに。
完了立ち会い、完了検査が終われば、手続きは完了。
保証書や家の鍵を受け取り、いよいよ引き渡しです!
この時担当者に、アフターメンテナンスや補償期間についての確認しておくと、何か不具合が起こったときにも安心です。
複雑な手続きや流れも事前に知っていれば安心です!
こういった段取りや手順を事前に知っておくことで、効率よく無駄を省きたいとおころや手間や時間をかけたいところ、また注意して進めたいところがわかり、スムーズに進められるようになるでしょう。
なお、「マイホームの窓口」では、家づくりに関する不安や疑問など、ご相談事があれば、無料で承っています。
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