注文住宅を2,500万円で建てるための方法とは?
投稿日:2020.09.07
注文住宅での家づくりを考えた時、予算2,500万円ならどんな家を作ることができるのでしょうか。
家づくりにかかる費用は大まかにいうと3つ
・建築代
・土地代
・その他諸費用(税金や保険料等)
です。
諸費用はだいたい建築代の1割といわれています。
土地を含めた予算なら優先順位や工夫が必要かもしれません。
逆に、土地を含めない予算なら比べて自由度が高くなります。
予算2,500万円で建てる注文住宅の特徴
土地を含めた2,500万円で建てる注文住宅
材料や人件費が抑えられる、シンプルかつコンパクトな住宅プランにすることが多いです。
家の形なら、四角い箱型の総2階建てが最もローコストです。
これは、複雑な形ほど使用する材料や細かい作業が必要になり、廃材も出やすくなるためです。
それならば総2階建てより平屋の方が安価に建てられるような気もしますが、平屋は基礎や屋根の面積が大きくなってしまうため、どうしても材料や作業が増えてしまいます。
総2階建てでは1階部分と2階部分が同じ作りををしているため、材料も作業量も抑えることができるのです。
屋根の形にも同じことが言えます。
おすすめは切妻屋根か片流れ屋根です。
切妻屋根とは屋根といえば思い浮かべる三角の形、片流れ屋根とは一枚の屋根を一方向に傾斜をつけた形です。
両方ともシンプルな構造のため、材料費と工事費を安くすることができます。
間取りは、間仕切りの壁や窓、ドアなどの建具を少なくすることで、コストをカットしオープンで機能的であるという利点もあります。
余分な部屋や建物面積を省くことが有効です。
安全性と耐久性を第一に、予算とやりたいことのバランスを考えて、希望に沿った家づくりを提案してくれる施工会社を探すことが重要になります。
土地を含めない2,500万円で建てる注文住宅
土地を持っている場合、2,500万円の家はどういったことができるのでしょうか。
地域によって差はありますが、メリハリをもったビジョンを持つことが大事です。
土地を含めた場合より余裕を感じるため、ついあれもこれもと希望を詰め込みそうになりがちですが、それで予算をオーバーしてしまっては元も子もありません。
安全性と耐久性は押さえたうえで、では一体どこにポイントを置くといいのでしょうか。
・外壁の種類
・断熱材の使用や窓の位置、種類にこだわることによって断熱性・気密性を高める
・床材や内壁
後からは変えることが難しい部分が優先されるべきでしょう。
メンテナンスが少なくて済むものを選びたいところです。
大量生産のものだけでなく、要所を押さえてこだわりの素材を使うことができます。
こちらも幅広い要望を実現させてくれる施工会社選びが重要になってきます。
注文住宅の費用を抑えるために
ローコスト住宅を扱う施工会社は、建材や住宅設備の同一規格のものを、大量発注することにより仕入れ値を安くしたり、作業の合理化などの企業努力によってお値打ち感のある家づくりを可能にしました。
先にも言いましたが、安全性と耐久性は言わずもがな。
これだけは譲れないポイントをはっきり持ったうえで、施工会社と一緒になって予算と希望との落としどころを探していきましょう。
施工会社にもよりますが、建材や部材を個人が購入する施主支給を取り入れてみたり、DIYに挑戦してみるなど自身で解決できるところもあるでしょう。
その他にもできることをあげてみます。
・予算を抑えるために、複数社に見積もりを行う
依頼する候補が絞れたら、それぞれの会社から見積もりを出してもらう、相見積もりをして内容と金額を比較しましょう。
その際は相見積もりであることをちゃんと伝えておくこと。
・シンプルなデザインを選択
建材や住宅設備は標準仕様を選ぶ。ただし維持管理の視点も忘れずに。
・間取り
間仕切りやドアなどの建具を減らした開放的な設計にする。
そういった過程も含めて、愛着を持って末永く暮らすことのできる住まいになるに違いありません。
まとめ
注文住宅を2,500万円で建てるには、土地を含む場合はその購入費用がかかり、シンプルかつコンパクトな住宅プランが必須になります。
土地を含めない場合は、要所を押さえてこだわりの住宅プランを実現させることができるでしょう。
安全性と耐久性を筆頭に、自身や家族のライフスタイルを考えて譲れないポイントを洗い出してみましょう。
施工会社との協力、デザインの工夫や自分でできることは自分でやる姿勢によって、希望をかなえる素敵な住まいがきっと実現できることでしょう。
マイホームの窓口では、条件に応じた注文住宅に関する様々なご相談を承っております。
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