おしゃれな庭にするためのコツとは?
投稿日:2020.07.25
新築を設計する際、家のことにばかり気を取られて庭づくりに失敗してしまったという声をよく聞きます。
その理由は、家づくりと庭づくりは同時に検討しておくことが重要だからです。
庭をどんなデザインにしようかと考えるのは、どうしても後回しになってしまいがちですが、庭の雰囲気は、家全体の印象に大きく関わってきます。
そこで今回は、庭づくりの際に注意するポイントをお伝えします。
はじめに庭の「イメージ」を決めよう!
庭づくりをはじめるにあたって、一番重要なことは、「どんな庭を作りたいのか」という目的を明確にすること。
例えば、草花や紅葉など、四季折々に変化する風景をダイニングルームから眺めたいという人は、「目で楽しむ庭」ということをテーマに庭づくりを進めていく必要があります。
また「ペットと遊ぶ」「家庭菜園で育てる」「家族や友人とバーべキューをする」など、庭の目的は人それぞれによって違います。
このように、目的をハッキリさせるとイメージがまとまりやすく、今後の設計の流れがスムーズになります。
人気の庭づくりのテーマ
次に、人気の庭のイメージをいくつかご紹介します。
自分はどんなテイストが好きか、考えてみてくださいね。
オススメのテーマ①和風
近年、海外でも人気を集めている和風のイメージ。
オーストラリアに住む有名人が「わびさびハウス」を作ったのが話題になりました。
本来”和”というものは奥の深い世界ですが、形を変えながら世界中に日本の文化が広がっているというのは、誇らしいですね。
そんな和風テイストの庭は、砂や砂利、水など、日本庭園の定番のアイテムを使って、適所へ配置することで、落ち着いた趣(おもむき)のある空間が作られます。
通路として使われる「飛び石」や、庭の眺めに必要な「景石(けいせき)」は四季折々の自然とマッチするため、味のある雰囲気を堪能することができます。
そのほかの「和風テイスト」を代表するものとしては「鹿威し」や「蹲」があります。
「鹿威し」とは、竹筒の中央部を支点として、片側の先端を斜めに切った竹筒に水が流れ落ちるように作られたもの。
和風庭園や、伝統的な日本の家に置かれているのを見たことがあるという人も多いかと思います。
鹿威しは、音を鳴らして鹿などの野生動物を驚かせ、人間の生活場所から追い払うために考えられたもの。
水が満杯になると、その重みで竹筒が頭を下げて水が蹲に流れ落ちるため、軽くなった竹筒が元に戻ったときに、下にある石に当たって、音が鳴り響くという構造になっています。
また、小さな池を作って鯉を泳がせたり、中低木の足元に砂利を敷いたりすると、より「和風テイスト」の庭を味わうことができます。
白、黒色などの玉砂利を使えばシックモダンな現代風の和のイメージになります。
また、黄土色の砂利を使えば自然なイメージになるため、ナチュラル志向の人におすすめです。
理想の雰囲気の写真を集めておいて、専門家と相談しながらプランニングしていきましょう。
オススメのテーマ②コテージ・ガーデン風
ハーブ系の植物や、つるバラやクレマチスのアーチなどの植物園を連想させる空間を設けることで、コテージ・ガーデン風の庭にすることができます。
アンティークレンガを使った花壇も、比較的簡単に作ることができます。
また、ランダムな、目地幅で積み上げると、自然で田舎風イメージになるため、きっちりすぎる空間が苦手な人におすすめです。
レンガは色も形も多様あるため、カタログで好みのものを探しましょう。
また、枕木や木製フェンスもレンガとマッチするため、レンガに合う色味を選びましょう。
レンガや木材、枕木は、花や木の多い庭には最適ですが、その見た目だけではなくメンテナンスの面でもメリットがたくさんあります。
鉢植えは毎日のように水やりが必要ですが、花壇に地植えした植物は、しっかりと地中に根を張り、水を吸い上げるため、枯れにくく育てやすいという特徴があります。
また、自然素材の枕木は温かみがあり、芝生や植物の緑にフィットし、花々を引き立ててくれるため一緒に取り入れてみることをおすすめします。
コテージ・ガーデン風の庭には、ウッドデッキや人工芝が欠かせません。
人工芝は、下地の布に、ナイロンやポリエチレンなどのパイル繊維を張り付けてシート状にしたものなので、害虫が寄ってこないというメリットがあります。
人工芝は種類が多く、形状もさまざまですが、一般的な毛足の長さは20~35mmです。
天然芝はおおむね2週間に1度は刈り込みが必要ですが、人工芝はその必要がないため、メンテナンスが楽という特徴があります。
その一方で、人工芝はつなぎ目や水抜きの穴の隙間から雑草が生えてくるというデメリットもあるため、防草シートを敷いてから人工芝を敷くなどして対策をしましょう。
コテージ・ガーデン風の庭は口頭で希望のイメージを伝えるのが難しいため、旅行雑誌やネットから自分好みの写真を探してイメージをまとめておくことをおすすめします。
オススメのテーマ③バーベキュースタイル
家族や友人たちとバーベキューをするのが好きな人は多いかと思います。
素敵な庭があれば、孫や近所の人たちを招いて素敵な時間を過ごすことができますね。
まずはじめに、庭のデザインと同時にバーベキューを楽しむために必要なポイントを考えましょう。
バーベキューや外ごはんを楽しむためには、庭にテーブルやイスを置いて落ち着いて食事ができるスペースを確保することが重要なポイントです。
庭に余裕がある場合は据え置きのガーデンファニチャーを用意しておくと、バーベキュー以外の時間は広々と活用することができます。
バーベキューは立食でと考えている場合にも、お皿やコップを置くための台など、考えているよりも広めのスペースが必要になります。
また、水場があるとバーベキューを存分に楽しむことができます。
一般的なものは水道ですが、それに調理やちょっとしたものを置けるテーブルスペースがあるとより快適に使うことができます。
子供が地面にジュースをこぼしてしまったり、食べかすが落ちていると害虫が寄ってくる原因にもなります。
庭に水場があると水で洗い流すことができるため、設置しましょう。
庭にテラスを作ることで、突然の雨にも慌てることなくバーベキューを楽しむことができます。
また、空が見える開放的な空間でのバーベキューや外ごはんは気持ちの良いものですが、夏場の日中には日差し対策が必要です。
テラス屋根やパーゴラ、パラソルやシェード、タープなど影を作れるものをあらかじめ考えて庭づくりをプランニングして行きましょう。
マイホームの窓口では、ただいま無料でお家づくりに関する相談を承っております。
広島県内のショッピングモールに店舗がございますので、ぜひお気軽にお越しくださいね♪
キッズスペースもご用意しておりますので、安心してゆっくりとお話いただけます。
■■お近くの店舗を探す■■
「家づくりの相談をしたいけど、近くに相談できる店舗がない…。」
「自粛中でなかなか外出することができない…」
そんなあなたへ!マイ窓ではそんな声をお応えした、LINEを用いたオンラインでの無料ご相談を受付中です。
住宅業界に精通したプロのアドバイザーがあなたに合った家づくりをご提案します。
建築に関する事だけでなく工務店選びや住宅ローン、ライフプランまで幅広い内容を豊富や知識でサポートします。
店舗への来店やLINEでのチャット相談だけでなくご自宅にいながら、よりコミュニケーションの取りやすいビデオ通話でのご相談も可能です。
ZOOMという無料アプリを使用し、背景など自由に変更することができますので、自宅がカメラに映ってしまう…という心配もいりません。
詳しくは是非お問い合わせください。