新築の内装材は何がいいの?おすすめの素材4つ
投稿日:2020.07.24
お部屋の印象を大きく左右するにする「内装壁材」
暮らしの快適さにも密接な関わりがあるため、デザインだけではなく機能面も考えたいですよね。
家を建てる時にはあまり意識しなかった内装壁材が、住み続けるうちに違和感を感じてしまうことがあるかもしれません。
ナチュラルな内装を検討中の人は、ぜひこの記事を参考にして下さいね。
おすすめの内素材の種類
内装壁材にはクロスや塗り壁、タイル、木質系など、大きく分けて4種類があります。
今回は、内装に木材を使用する素材の特徴、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
おすすめ素材1. クロス
内装材の中でもメジャーな壁紙と言われるクロス。
ビニールや紙、織物など様々な種類が選べるという点が特徴となっています。
●メリット
- 価格が安い
クロスは比較的安価に利用できる内装材として有名です。
その理由は、材料の価格が安く、扱いが簡単で工期が短く抑えられるからということ。
このメリットから張り替え費用も抑えることができます。
- 掃除が簡単
クロスは掃除がしやすいという点がメリットの一つです。
汚れてしまった際は、薄めた中性洗剤を浸した布を固く絞り、汚れた部分を拭き取りましょう。
- 種類が豊富
クロスはメーカーから様々なデザインが販売されています。
機能も、防火、防汚、消臭、抗ウイルスなどさまざま。
なかなか自分の好みのデザインが見つからないという人は、一度クロスを参考にしてみてはいかがでしょうか。
●デメリット
- 傷がつきやすい
一般的に、クロスは引っ掻きや切断に弱く、扱いに注意が必要とされています。
そのため、子ども部屋やキッチンなど、傷がつきやすかったり汚れやすかったりする場所には不向きです。
- 結露しやすい
一般的にクロスは結露しやすいと言われています。
生じた結露は貼り合わせ箇所の接着を弱め、クロスが剥がれてしまうことがあるため注意が必要です。
おすすめ素材2. 塗り壁(漆喰、珪藻土、プラスター、土壁など)
塗壁は漆喰や珪藻土などの壁材を壁に塗って、内装材にするという方法です。
日本家屋では一般的な技法ですが、独特の風合いを好む人がいるため現代建築でも採用されている人気の種類です。
●メリット
- 調湿性、防火性、防音性がある
塗壁の多くは天然素材が使われているため、壁の機能として「湿気を吸収・放出し、防火性や防ぐ」という特性を持っています。
塗壁は長い間、日本の家屋に使われてきました。
日本の風土に適した高機能な素材ということが、人気の理由の一つとなっています。
- 他の壁材には出せない独特の風合い
塗壁はその表面にコテの跡や気泡を残すことが可能です。
まばらな表面やザラつきによって世界にひとつしかない壁面を作ることができるのは一番のメリットと言えるのではないでしょうか。
●デメリット
- 掃除が難しい
多くの塗壁は水を吸収しやすく、あやまって調味料やワインなどをこぼしてしまうと汚れが消えずに残ってしまうケースがあります。
また、独特の表面の凹凸模様にはホコリが溜まりやすく、掃除がしにくいということもデメリットと言えるでしょう。
- 仕上がりは職人さんの腕次第
塗壁を仕上げる職人さんは左官と呼ばれ、長年培われた技術が必要となります。
塗壁の仕上がりは職人さんの腕次第と言っても過言ではありません。
また、手間のかかる仕上げの場合は長い工期がかかりコストがかさむこともあるため、信頼の置ける職人さんと念入りにプランニングしていく必要はあります。
おすすめ素材3. 木材
木材の内壁は大きく無垢材と合板に分けられ、どちらも美しい木目味わえます。
また、他の内装材に比べてナチュラルなテイストに仕上げやすいため、自然体でシンプルな空間が好きな人にはおすすめです。
●メリット
- 調湿性、保温性がある
木材は空気中の湿気を吸収・放出するという特徴を持った素材です。
中でも無垢材の場合はその特徴が顕著に感じられ、木そのものに空気を含むため、保温性にも優れています。
- 年数が経つにつれて、風合いが変化し味が出る
マメに手入れされ、年月を経た木材は味わいのある見た目に変化します。
古民家で見かける深い色合いの柱や、アンティークの家具のように見事な風合いに変わっていくため、その過程を楽しむことができます。
また、メンテナンスをすることでその家に愛着が湧き、より一層満足度が高まります。
●デメリット
- 定期的なメンテナンスが必要
木材は使われる環境によっては、反りや割れが発生しやすいと言われています。
そのため、定期的なメンテナンスが欠かせません。
木材は吸水性が高いため汚れを防ぎたい場合はコーティングも必要です。
また、ワックスがけや保護材の塗装など、手間がかかる素材でもあるということを覚えておきましょう。
おすすめ素材4. タイル
建築でタイルといえば陶磁器製のものが一般的、ツヤツヤとした光沢のある質感はずっと見ていたくなります。
他の内装材にはない高い防水性と高耐久性を持つ「タイル」
北欧系の雰囲気が好きな人に人気の素材です。
●メリット
- 防水性抜群
キッチンやお風呂などの水回りに使われることが多い「タイル」
タイルには防水性があり、水を弾くという特性があります。
そのため、防汚性に優れ、ふき取るだけで汚れが落ちるというメリットがあります。
- 耐久性も高い
タイルは少しの衝撃では壊れないため、外壁に使われることもあります。
高い耐久性から時には床材として使われることがあるほど。
長く使い続けるには最適の素材です。
●デメリット
- コストが高い
タイルは他の素材に比べて価格が高く、多用するとコストがかさんでしまうというデメリットがあります。
柄にこだわったタイルを使用したいとなるとコストはさらに上がるということを覚えておきましょう。
4種類の内装材をご紹介しました。
それぞれに長所と短所があり、適材適所というように、素材には向いている場所とそうでない場所があるということを覚えておきましょう。
家を建てる時に重要なのが見た目以上に使い心地です。
例えば、キッチンに無垢の木材を使ってしまうと掃除とメンテナンスに毎日多くの時間を割かなければなりません。
それぞれのメリットとデメリットを踏まえて、自分に合った素材を選びましょう。
まとめ
内装材は、デザイン性だけではなく、コスト面や工期、メリットとデメリットをよく理解したうえで選ぶことが重要です。
部屋によってクロスやタイル、木材などわけても良いですが、その分だけ工期と人件費がかかることは把握しておきましょう。
壁は新築内装の中でも部屋の雰囲気を印象づける重要なポイントとなります。
長く住み続ける上で後悔のないように専門家と相談しながら決めましょう。
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