素敵な庭にするためのコツ
投稿日:2020.07.06
近所を散歩していて、素敵な庭のあるお宅を見て「いいな」と思わず立ち止まってしまった経験がある人も多いかと思います。
まるで映画の中のように、朝起きてカーテンを開けると、素敵な庭が広がっている家での生活に憧れたり、自分の家の庭をもっと素敵にアレンジしたいなと思っている人もいるかもしれません。
「素敵な庭」と言っても、洋風、和風、その他にもさまざまなコンセプトがあり好みによっても異なります。
そこで今回は、自分たち好みに合う庭にするためのコツについてお話ししたいと思います。
庭の役割
庭には、さまざまな役割があるのをご存知でしょうか。
1.四季を感じることができる
庭に四季折々の植物を植えることで、家にいながらも四季を感じることが可能です。
落葉樹を植えれば、秋になれば葉が紅葉して地に落ち、春になると新芽が顔を出します。
その様子を部屋から眺めることができるというのも、醍醐味のひとつ。
常緑樹を植えればいつでも緑を楽しむことができ、手入れも比較的楽であることも利点です。
五感で味わう空間に身を置くと心も豊かになります。
2. 生活スペースとして使用できる
洗濯を干したり、収納や物置などを置いたり、カーポートや自転車置き場を作るなど、庭の一部は生活スペースとしても使用できます。
生活する上で必要なスペースとなるため、家づくりの段階でしっかりと計画を立てましょう。
ただし、あまり生活感が出ないようにデザイン性も考慮することをおすすめします。
3. 小さい子どもの遊び場に
子どもの遊び場になるということも大きなメリットのひとつ。
ある程度のスペースが確保でき、芝生などを敷いて安全な空間に整備すれば、小さな子どもが体を動かして遊ぶスペースになります。
特に今回の自粛で、庭のある家は特に閉塞感を感じることなく生活できたのではないでしょうか。
そして、子どもが大きくなったら、遊びの場からガーデニングや庭園として楽しむことも視野に入れておくことをおすすめします。
このように、庭にはさまざまな役割があり、庭をどのように使いたいかによって、庭のデザインも変わります。
まずは、「庭園」「遊び場」「ガーデニング」など、大きなテーマを決めてからプランニングして行きましょう。
周囲の景観に合わせて、庭をデザインする
街を歩く人から見ると、家の外観は庭も含めて見られています。
特に、門扉やアプローチ、カーポートなどは道路に面していることもあり、街の景観のひとつになります。
最近は塀のない家も多いですが、家に住む人も、周囲に住む人どちらにとっても、植栽などで適度に目隠しをすることもプライバシーの面で安心です。
家の隣が公園だったり、遊歩道に面した場所であれば特に、周囲の景観に合わせて庭をデザインすることで、公園の敷地と家の敷地がまるでひと続きに見えるという効果も。
さらに、公園や遊歩道の街路樹に合わせて植栽を選ぶことで、遠目から見たときに、家が街の景観に溶け込んでいるように見えるという効果もあります。
庭のメンテナンス
生活に潤いを与える大きな庭。
ただ、その反面メンテナンスや手入れに手間がかかるのをご存知でしょうか。
実際に素敵な庭を手に入れるためには、メンテナンスに時間と労力を費やすことが必須でもあります。
もちろん、自分で時間をかけてメンテナンスをすることも可能ですが、庭整備などのプロの業者に依頼するのも庭を美しく維持するための方法のひとつです。
継続的に庭を綺麗な状態に保つためには?
- 手入れの際に安全性が高いこと
- 衛生的であること
- 手間と費用が掛からないこと
上記が重要なポイントです。
おしゃれなカフェテラスや、ガーデニングが行き届いた素敵な庭は、手入れやメンテナンスが行き届いているからこそ実現できるもの。
洋画に出てくるような植物園のような庭に憧れてしまいますが、ハーブなど成長の早い植物は放っておけば生え放題になってしまい、きれいな庭が台無しになってしまいます。
生きた植物が生い茂る庭では、植え替えや樹木の剪定、雑草の処理、落ち葉の掃除など手入れやメンテナンスは欠かせません。
また、庭造りで最も大事なことは、衛生面や安全面、景観を維持するための手入れやメンテナンスにどれだけの時間を割くことができるかということにかかっています。
それと同時に「メンテナンスしやすい庭造り」を意識することも大切です。
ウッドデッキを設置したり、レンガをや飛び石を敷くことで雑草対策になりメンテナンスが楽になります。
また、秋になっても落ち葉が出ない常緑樹を採用するなど、できるだけ手間のかからない庭造りを意識してプランニングしましょう。
一般住宅の庭の草むしりは、1ヶ月に1回、1回につき1時間程度が一般的です。
しかし、サイズの大きな庭ともなればこれ以上の時間と頻度が掛かってしまいます。
庭のメンテナンスの手間を省くのであれば、庭自体にどの素材を採用するかということも大切なポイントのひとつです。
天然芝、土、砂利・・・おすすめの素材はどれ?
土を使った庭
季節の花や樹木、家庭菜園などのガーデニングをメインにする人が多い印象ですが、日本では多くの家庭の庭が「土」をメインに庭造りをしているんです。
「天然芝」や「人工芝」といった庭も主流になってはきたものの、まだまだ庭に土を使う人も多いんです。
●土を採用するメリット
- 費用が安くて済む
- 維持費用が安い
- メンテナンスに手間がかからない
- 長持ちする
●土を採用するデメリット
- 見た目が殺風景
- 虫が発生しやすい
天然芝を使った庭
「天然芝」は人気の素材で、ガーデニングが好きな人は特に、天然芝を使う人も多いです。
●天然芝を採用するメリット
- 見た目が良い
- 安全で衛生的にも良い
●天然芝を採用するデメリット
- メンテナンスに手間がかかる
- 導入費用が高い
- 維持費が高い
他にも、砂利やコンクリートなどを採用する人もいますが、気になるのは安全面。
子供が遊んだりするような「使える庭」では、砂利やコンクリートは万が一の怪我にも繋がる可能性があるため、用途に合った庭づくりをプランニングしましょう。
まとめ
庭のデザインや、庭に採用する素材によってかかる手間が変わってくる大きな庭。
忙しい人なら、できるだけ庭に手間をかけたくないですよね。
しかし、庭のメンテナンスは庭を持人にとっては避けられない作業のひとつ。
住宅に最適な庭の条件としての庭の衛生面や安全面、手間のかからない点などを考えると、選ぶ素材とデザインを工夫して、できるだけメンテナンスが簡単な庭がおすすめです。
ウッドデッキのテラスやリビングが庭の面積を専有することで草むしりなどの手間を省くことができますし、人工芝の採用も手入れの手間を省き、季節に関わらず庭を美しく保つことができます。
適切なデザインと素材を採用して、メンテナンスが簡単な美しい”大きな庭”を実現しましょう。
マイホームの窓口では、ただいま無料でお家づくりに関する相談を承っております。
広島県内のショッピングモールに店舗がございますので、ぜひお気軽にお越しくださいね♪
キッズスペースもご用意しておりますので、安心してゆっくりとお話いただけます。
■■お近くの店舗を探す■■
「家づくりの相談をしたいけど、近くに相談できる店舗がない…。」
「自粛中でなかなか外出することができない…」
そんなあなたへ!マイ窓ではそんな声をお応えした、LINEを用いたオンラインでの無料ご相談を受付中です。
住宅業界に精通したプロのアドバイザーがあなたに合った家づくりをご提案します。
建築に関する事だけでなく工務店選びや住宅ローン、ライフプランまで幅広い内容を豊富や知識でサポートします。
店舗への来店やLINEでのチャット相談だけでなくご自宅にいながら、よりコミュニケーションの取りやすいビデオ通話でのご相談も可能です。
ZOOMという無料アプリを使用し、背景など自由に変更することができますので、自宅がカメラに映ってしまう…という心配もいりません。
詳しくは是非お問い合わせください。