共働きのご家庭にぴったりな住宅とは?
投稿日:2020.05.05
共働きのご家庭が増加している現代。
住宅は想像以上に、夫婦関係や親子関係に影響してきます。
一生に一度の大きなお買い物とも言われるマイホーム。後悔のない間取りにしたいですよね。
そこで今回は、お子様のいる共働きのご家庭にオススメの間取りをご紹介していきます。
子どもとのかけがえのない貴重な時間
共働きの場合、どうしても親子で過ごす時間は短くなってしまいますよね。
あるご家庭では、朝7時30分に保育園へ向かうため出発し、夕方6時30分に保育園から帰宅するという生活リズムで親子で過ごす時間は1日13時間なんだとか。
この13時間から子どもの睡眠時間として10時間を引くと、親子でコミュニケーションが取れるのは1日約3時間ほど。
実に貴重な時間ですが、当然ながら、食事の支度など家事をしながらの3時間にですよね。
これを踏まえて考えると家事と子どもとのコミュニケーションが同時にできる間取りであることは、まず抑えたい最優先ポイントです。
キーポイントとなるのは、家族で過ごす時間が最も長いリビングルームと家事のための滞在時間が最も長いキッチンとの配置をしっかりとプランニングすること。
キッチンとリビングの配置
独立型キッチンよりも、リビングルームの方を向いたカウンタータイプのキッチンの方が子どもに目が行き届くためオススメです。
子どもの話を聞いたり、様子をみながら調理することができるので共働きのご家庭の方は「この間取りにしてよかった!」と思われる方も多いんです。
お子様が小・中・高と成長するにつれて、学校の課題などをするのもキッチンと一体となったリビングルームだとしっかりコミュニケーションをとることができるため、家族団欒スペースとしての役割を果たしてくれます。
リビングと洋室の間にウォールドア
最近は、リビングルームと隣接する洋室との間にウォールドア(可動式間仕切り壁)を採用する方が増えています。
ウォールドアを開放して広々としたリビングルームとして使えうこともできますし、お子様に個室が必要な時期はウォールドアを閉めて、個室として分離することも可能です。
生活シーンや家族のライフスタイルの変化に合わせて、空間をフレキシブルに使うことができるのが嬉しいですよね。
また、各部屋に行くための通路を決める際、必ずリビングルームを通り抜けるという「リビングインプラン」も、家族のコミュニケーションの機会を増やすきっかけになるのでぜひ参考にしてみて下さい。
家事効率の高いキッチンとは?
キッチンタイプの圧倒的人気は、やはりカウンターキッチン。
新築一戸建てで最も採用されているタイプの一つです。
先ほどもお伝えしましたが、調理台がリビングルーム側を向いているので、リビング・ダイニングで遊ぶ子どもに目が届き、調理しながら子どもに声がかけられる点では、親子で過ごす時間が限られる共働き&子育て層にオススメです。
そんなカウンターキッチン、実は様々なタイプがあるのです。
例えば、リビングルームとの間に壁があり、小窓付カウンターだけでリビングルームとつながっている場合、キッチン上部に吊戸棚が設けられ、収納力では優るものの、子どもの様子が捉えられる視界が狭くなるという特徴があります。
逆にフルオープンタイプのキッチンだと、リビングルームを見渡すことができるため、子どもとのコミュニケーションが取りやすいのではないでしょうか。
キッチンカウンターについても、フルフラットカウンターとカウンター前面に立ち上がりを設けているタイプなど様々。
前面に立ち上がりがある方が水はねを防げる、リビングルームからシンクが見えないので、急な来客の際にも生活感が抑えられるなどのメリットがあります。
フルオープンタイプの中でも、カウンターが島のように独立したアイランドキッチンは人気です。
インテリア性も高く、回遊動線が確保できるので、家事効率が高く、家族が一緒にキッチンに立っても狭い思いをしなくていいのが嬉しいですね。
一方、家事効率という点で、意外に根強い人気があるのが、「壁付きキッチン」というのも事実。
料理をする際、リビングルームに背を向けることにはなりますが、子どもに目が離せない時期を過ぎていたら、このタイプも良いかもしれません。
キッチン背後にテーブルを置けば、動線ゼロで配膳することも可能です。
壁付きキッチンは配膳の際、カウンターを廻り込む必要があるカウンタータイプより家事効率が高いということと、キッチンとリビングルームの空間を分けない分、リビング・ダイニングが広く確保できるということも利点です。
子どもとのコミュニケーションや家事効率という観点と同時に、お料理する時の気分があがるかどうかも大切にしながら、ご家庭にあったキッチンプランを採用してみて下さいね。
家事効率の良い動線設計とは?
動線とは「家の通路」という意味で、大きく分けると3つの種類があります。
居間やトイレ、お風呂などへ移動する「生活動線」、炊事や洗濯、掃除などの際の「家事動線」、そしてお客様が移動する「来客動線」です。
共働きのご家庭にとって一番大切な導線は、「生活動線」と「家事動線」。
「子どもトイレやお風呂の付き添いに何度も往復しなければいけない」という方も多いのではないでしょうか。
そんな慌ただしい日々をスムーズにする「生活動線」はお子様のいるご家庭は特に必要です。
さらに、料理と洗濯、この2つはほぼ毎日しなければいけませんよね。
ここにかかる時間を短縮できれば、慌ただしい毎日の暮らしをゆとりのあるスムーズな生活に変えることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
共働きのご家庭にとって重要なポイントとなるのは、キッチンとリビングの配置、さらに家事の時短のための「動線設計」なんです。
キッチンと洗面室、さらに、バルコニーまでが一直線に並んでいて行き来できるバルコニーサイド&2ウェイキッチン、また収納と動線を兼ねたウォークスルークロゼットなど、動線に配慮したプラン設計も年々増えてきています。
まずは、毎日の家事の動きをイメージしながら、間取り図に動線を考えることからスタートしましょう。
そうすることで、ご家庭にあった家事効率の高い間取り、そうでない間取りが分かるようになります。
間取りの希望がある場合でも、そのデザインにあった動線を選びスムーズで快適な生活を手に入れましょう。
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