ヴィトンのロゴと日本の家紋
投稿日:2020.11.21
マイホームの窓口祇園店 溝渕です。
今回は豆知識をご紹介させていただきます。
有名なブランド「ルイ・ヴィトン」ですが、モノグラムに使われている「ロゴ」が、実は「家紋がモデル」
という事をご存知でしょうか?
しかも、その家紋は日本の家紋なのです。
上図の家紋がその家紋です。
ルイ・ヴィトンのロゴが家紋ってどういう事?という方のために、簡単にご説明させていただきます。
もともとルイ・ヴィトンのロゴはLとVが重なっているものでした。
ルイ・ヴィトンにはモノグラムという柄があり、その柄は「星」や「花」に似た十字の柄です。
ご覧になられた方のほうが多いのではないでしょうか?
あの柄が使われ始めたのは1896年らしいのですが、その時代、パリでは日本ブームが起きていたらしいです。
有名な話で言えば「狂気の天才」と呼ばれた画家の「ゴッホ」が浮世絵の画集を買い漁ったり、
「睡蓮」で有名な「モネ」が「ラ・ジャポネーズ」という絵を描いたりしていたという事です。
何故そんなに日本ブームが起きていたのでしょう。
それは29年前、1867年にパリで開かれた、ある催しがきっかけです。
それが「パリ万国博覧会」です。
その博覧会に日本も出展していたのですが、当時ですので「幕府」「薩摩藩」「佐賀藩」が
それぞれブースを出展していた形でした。
ちなみに1867年は有名な「大政奉還」のあった年でもあります。
その時に薩摩藩の島津家家紋が入った品物が展示されており、それがルイ・ヴィトンの関係者の目に止まり、
考案されたのがモノグラムのロゴだと言われています。
たしかに見比べた時「着想を得た」という事であれば、納得できる位には似ていますね。
ちなみにルイ・ヴィトンの「ダミエ」は市松模様がヒントになっているのだとか…。
個人的にはルイ・ヴィトンに対して親近感が湧きました。
以上、豆知識のご紹介でした。
当たり前の話ですが何にでもルーツがあり、歴史がある以上、影響したりされたりしながら今があります。
家づくりも一緒だと思います。
家づくりにおいて、最初のイメージと完成時のイメージが合致する事は殆どありません。
それは家づくりを考えていく上で、色々な情報に触れたり、モデルハウスを見たりで影響を受けたりするから
です。
マイホームの窓口をご利用される時に、イメージが固まっていないといけないという事はありません。
お客様とお話をさせていただきながら、少しでもイメージができる様に色々な話を聞かせていただきたいと
思っています。
お近くにお越しの際は、是非、寄ってみてください。
少しでも参考になれば幸いです。