ハロウィンとは
投稿日:2020.10.30
マイホームの窓口祇園店 溝渕です。
今年もついにハロウィンを迎えました。
これが終われば11月。
きっとすぐに年末です。
時が進むのは早いものです。
これを書いている10月30日の段階ではハロウィンは明日という事になりますが、今年は例年に見られるような人込みはきっとないのでしょうね。
しかしながら「鬼滅の刃」のキャラクターに扮した人が多そうだな、と個人的に思っています。
今回はハロウィンに関してウンチク小話でもと思います。
もうすっかりポピュラーなイベントとして定着したハロウィンですが、そもそも由来は何なのでしょうか?
ハロウィンは古代ケルト人が起源と考えられている様です。
古代ケルト人の1年の終わりは「10月31日」とされていました。
そして1年の終わりの夜になると、魔女や悪霊が悪さをすると信じられており、秋の収穫祭も兼ねて悪いものを追い払うという意味合いがある、宗教的なお祭りであった様です。
何故、仮装をするかと言うと、魔女や悪霊に扮する事で仲間だと思わせて、あの世に連れていかれない様にするためです。
自衛のための仮装だった訳ですね。
では何故「かぼちゃ」なのでしょうか?
これは、魔除けの意味を込めて焚火をしたり仮面を付けたりしていた事と「ジャック・オー・ランタン」と言われる伝説が混ざってできた文化の様です。
ジャック・オー・ランタンの伝説を簡単にご紹介します。
昔「ジャック」という悪い事ばかりする男が居ました。
ある日、ジャックは魂を奪うためにやってきた悪魔と出会います。
しかしジャックはずる賢い手段で、死後に地獄に行かないという約束を交わします。
ジャックは死後、悪い事ばかりしていたせいで、天国に行く事ができませんでした。
とは言え地獄にも生前交わした約束があるので行けません。
行き場を失ったジャックは元来た道を戻りますが、真っ暗な上に強い風が吹いていたので、悪魔に「明かりをくれ、道が見えない」と訴えます。
悪魔は火を与えました。
ジャックはそれをカブの中に入れ、提灯を作り、いつまでも、あの世とこの世をさまよい続け「提灯のジャック(ジャック・オー・ランタン)」と呼ばれました。
という伝説です。
元々はカブだったのですが、アメリカに広まった際、多く生産されていたカボチャに変わったという事でした。
以上、ハロウィンのウンチクでした。
物事には由来や背景があります。
家づくりにおいても「何故そうなのか」は大事なポイントです。
家の外観や内装、庭に至るまで「何故そうなのか」が沢山あるはずです。
その数が多いほど、良い家なのではないかと個人的には思っています。
少しでも参考になれば幸いです。