ストレスの怖さ
投稿日:2020.07.13
マイホームの窓口祇園店 溝渕です。
雨が降り続いて久しい状況ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は太陽光を浴びられない事が「ストレス」になるので気持ちが沈んでいます。
今回のブログは「ストレス」に焦点を当ててみようと思います。
雑学的な物ではありますが、ご興味のある方はご一読いただければと存じます。
少し極端な例ですが、ある実験をご紹介いたします。
ある特殊部隊の軍人の方々に行われた「テスト」がありました。
特殊部隊の軍人と言えば、映画に出てくる屈強な肉体と強靭な精神を持っている優秀な方々というイメージであると思いますが、そんな方々です。
そんな方々が、泣き崩れてしまう訓練があります。
それは「尋問」の訓練です。
敵の捕虜となり尋問される訓練ですが、訓練なので言わばロールプレイです。
時間は30分。優しく言えば「研修」に近い物であるとの事です。
しかし軍人の方々は泣き崩れてしまう程、大きなストレスを与えられてしまいます。
そんな訓練の前後に「図形の記憶テスト」を行った、というのが前述の「テスト」です。
テストは二度。
最初は訓練の前、それから訓練直後の二度です。
尋問訓練前のテストは飛び抜けて優秀な結果であったそうです。
当然ではありますが、成人の認知プロセスを使っていました。
成人の認知プロセスとは「全体像を把握」→「詳細を記述」という認知スタイルです。
しかし訓練直後のテストでは酷く残念な結果であったそうです。
こちらでは断片的認知スタイルを取る傾向が強かったとの事です。
断片的認知スタイルとは思春期以下の子供が行うやり方です。
さらに酷い事には半数以上の軍人が「虚偽の記憶」を作ってしまったというのです。
この実験結果から分かる事は「ストレスは能力を著しく下げる」という事です。
言わば「大人のレベル」→「子供のレベル」まで能力が下がってしまう事もあり得るのです。
上記は精神的な怖さ、ストレスの怖さは肉体的にもあります。
例えば「ストレスは万病の元」とも言われていますし「自律神経への悪影響」もあると言われています。
頭痛や腹痛など、ストレスはサインとなって身体に現れる事もあります。
私たちも大なり小なり、ストレスを抱えて生きています。
少しでもストレスを小さくして生きていたいという方は、多いのではないでしょうか?
勿論「家を買ってストレス解消!」なんて言いませんが、「どこ」に住めば日々のストレスは小さくなり「どんな間取り」が好きで「こんな生活」を送れば楽しみが増えそう、という「計画の大枠」を作るお手伝いはできると思います。
家は大きな買物なので「買う事自体がストレス」という方もいらっしゃると思います。
「家を買う事=負債」という意見を否定はしません。それは事実です。
しかし「家を買う事=保険・投資」の意味もある事は知ってほしいと思います。
少しでも皆様のお力になれれば幸いです。