木造住宅は火災に弱いってホント?
投稿日:2020.03.10
マイホームの窓口祇園店 溝渕です。
毎日コロナウィルスの事を耳にしない日はないですね…
正直気が滅入りますが、コロナに負けず、頑張っていきたいものです
今日は、【木造住宅】は【火に強い】というお話しをしたいと思います。
「木造住宅は火に弱い」というイメージをお持ちのお客様もいらっしゃいます。
しかし、実の所そうでもないんです。
どういう事?
となると思うので、簡単に解説を…
まず、山火事のニュースがたまにありますよね。
今年もオーストラリアで大規模な山火事があり、話題になりました。
山火事のニュースなんかで焼け跡が映し出される事が多々あります。
枝も葉も落ちて真っ黒に焦げた木がイメージされるかと思います。
そうなんです、幹って大体残ってるんです。
何故なのか?
実は木の表面は焼けると「炭化」という現象を起こします。
表面が真っ黒こげになる現象ですね。
それを起こすと、木の中心に対して酸素の供給がされにくくなります。
酸素が無いと火は燃える事ができません。
なので、山火事でも表面が真っ黒な幹が残っている事があるのです。
もちろん時間にもよるので永遠に残る訳ではありませんが、家の火災で考えた場合、人命を救助する時間は十分あると考えられます。
なので、木は材質として燃えにくいのです。
更に【省令準耐火仕様】という物にする事で更に燃えにくくなります。
火災保険料も安くなります。素晴らしいですね
対応していない建築会社さんもありますが、多くの建築会社さんが対応可能ですし、最初から省令準耐火仕様ですよという会社さんもあります。
「木造だからといって、火に弱いという訳では決してないですよ」
という事を言いたくてこんなブログを書いてみました。
参考になれば幸いです。